喘息(ぜんそく)の患者さんと歯科治療
喘息(ぜんそく)とは、空気の通り道である気管支などに炎症が起き、空気の流れが制限される病気です。
歯科治療中の緊張、痛みなどのストレスや歯科材料や治療に使う薬品により喘息発作が起こることがあるので以下のような注意が必要です。
1、発作がひどくなると、呼吸困難になり命にかかわります。
かならず問診表に記入するか、あるいは治療前に歯科医師までお申し出ください。
2、アスピリン喘息のかたは、歯科で投与する鎮痛剤で重篤な発作を起こすことがあります。治療の前に必ず伝えましょう。
3、ステロイド剤を長期服用されているかたは、感染を起しやすい場合があります。一層の配慮をさせていただきますので、必ずお申し出ください。
歯科治療中に発作を起こした場合に備え、発作時に使用する吸入薬を忘れずにお持ち下さい。