FAQページ
う蝕とは?
う蝕(齲蝕・うしょく)とは、歯の表面に付着した歯垢中の細菌が出す酸により、歯の表面が溶かされることを指し、う蝕された歯を一般的に「むし歯」と呼びます。
「むし歯」は風邪と並び、どの世代にも見られる一般的な病気ですが、石灰化の進んでいない生えて数年の歯がなりやすく、子供に多く見られるのが特徴です。
歯周病とともに、歯の二大疾患の一つとされており、歯を失う最大の原因となっています。
治療した歯も再び虫歯になりますか
詰め物や被せ物の境目に隙間ができたり、噛み合わせの部分がすり減って穴があいたり、歯が欠けてしまった場所から虫歯になる場合があります。
また、歯と詰め物を固定しているセメント等が唾液で溶けたり、咬む力で詰め物が崩壊したり、弛んで外れたり、歯周病で歯肉が下がって被せ物の境目が露出することによって虫歯になる場合もございます。
タバコは歯や歯肉の健康に影響がありますか
タバコに含まれるニコチンには、末梢血管を収縮させる作用がございます。
血管が収縮すると歯肉への酸素の供給量が減少し、栄養不足の状態になるため歯周病にかかりやすくなると考えられます。
また、細菌を殺す白血球の機能が低下して、歯肉の病気を悪化する可能性がございます。
レントゲン検査は本当に安全ですか?
保険証を忘れた場合も診療して頂けますか?
歯科医院で保険証を忘れてしまっても、受診は出来ます。2年間は保険請求が出来るため、支払いは一旦全額自己負担で、次回保険証を持参した際に前回の保険給付分を払い戻す形式をとる場合があります。ただ歯科医院によって対応が違うので注意が必要です。
前歯の治療に健康保険は使えますか?
前歯でも健康保険で治療をすることができます。
ただし、材料は「硬質レジン」というものになります。いわゆる「プラスチック」で、時間が経つと変色します。
変色しないセラミックなどを使った治療の場合には、保険適用外になります。
キシリトールは歯に良いのですか?
キシリトールは野菜や果実に含まれる天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがありますが、細菌は歯を溶かす酸をつくれません。キシリトールのカロリーは砂糖の1/4ほどです。また、エナメル質の再石灰化にも効果があると言われています。
インプラントとは何ですか?
手術で歯の抜けた顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を植えて、それに人工の歯を取り付ける治療です。保険適用外で費用がかかることや、抜歯程度とはいえ手術が必要となるなど、まだまだ馴染みが薄いですが、治療後は入れ歯やブリッジと比較して違和感が少ない、噛みやすい、見た目が自然、耐久性がある、といった点で注目されている治療法です。
酸蝕歯とは?
虫歯、歯周病に次ぐ、第3の歯科疾患が増えています。
歯が溶けてボロボロになる「酸蝕歯」(さんしょくし)というものです。国内罹患者は成人の約6人に1人。
しかも、健康志向の高い人ほど多く見られるというから気になるところでございます。
口臭の原因は何でしょうか?
口臭発生にはさまざまな要因がありますが大きく3つに分けることができます。
①生理的要因
特に健康的な問題がなく、誰にでも起こる口臭です。
お口の中の細菌が原因で、起床時や緊張時、空腹時など唾液が少ない時に強く感じます。
また、妊娠中や月経などホルモンの変化でも起こります。
②病的要因
体内の疾患が原因で起こります。上記の生理的な口臭とは違い、慢性的なため、
本人は臭いに慣れてしまい気が付かない場合もあります。
むし歯や歯周病、ドライマウス、口呼吸などの他に、のどの炎症や胃腸、糖尿病などの原因が考えられます。
③外的要因
強い臭いのある食べ物(ニンニク、ネギなど)を食べた時や喫煙、飲酒などによって起こる、外からの臭いが原因になっている口臭です。
これらの要因が1つまたは複数関係して口臭が発生すると考えられております。
唾液の主な作用とは?
主に以下に様な作用がございます。
①細菌の発育を抑制する
②細菌に抵抗する
③食べ物を飲み込みやすくする
④でんぷんを分解してくれる
⑤味わいを敏感にしてくれる
⑥口中をなめらかにして乾燥を防いでくれる
⑦唾液がホルモンになって脳に働きかけて皮膚や歯、胃腸や血管などの細胞を増やしてくれる
⑧神経節や神経繊維の成長を促す
どうして歯は黄ばむの?
白く輝く歯は、顔の表情を若々しく爽やかに見せます。
そこで気をつけたいのが「歯の黄ばみ」です。
黄ばみには外部要因と内部要因があり、飲食、喫煙、薬剤、加齢など、その理由はさまざまです。
これら飲食や加齢等による着色を除去し、
白く輝く歯を取り戻す方法は、複数あります。
歯の表面に付着したタバコのヤニや茶渋などの汚れは、歯科医院で器械を使って除去することができます。
その後、毎日の歯磨きを丁寧に行い、定期的に歯科医院でのチェック・クリーニングを続ければ、白くきれいな状態を保つことができます。
このほか、歯を白くしたい場合には、
歯の表面を白いマニキュアのようなものでコーティングする「歯面コーティング」という方法があります。
同窓会や結婚式など、特別な日に向けて短期的に歯を白くすることができます。
また、セラミックやプラスチックで付け歯「ラミネートべニア」を使用する方法もあります。
歯を白くするだけでなく、同時に歯の形や歯並びなど、長期的に見た目を良くすることもできます。
さらに、変色した歯の色を専用の薬剤で漂白する「ホワイトニング」という方法があります。
患者さまの症例に応じて、適切な方法を選択する必要があるため、
当院では歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と自宅で行える「ホームホワイトニング」を提供しています。
短期間で歯を白くしたいと考える方には「オフィスホワイトニング」を、
通院回数を減らしたいという方には「ホームホワイトニング」のご使用をおすすめします。
美しい歯を手に入れる方法は、歯の変色の理由などにより異なります。
歯の黄ばみが気になる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
ホワイトニングをすると歯がもろくなりますか?
適切な知識と技術でホワイトニングをする以上、歯がもろくなるような副作用はございません。
むしろ細菌が少なくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
ホワイトニングって?
当院では下記の3種類のホワイトニング法を用意しております。
オフィスホワイトニング 料金 1歯 3000円(税込)
歯科医院で施術するホワイトニングで薬剤を歯の表面に塗って、
光をあてるなど、基本的にその日の内に歯を白くする方法です。
ホームホワイトニング 料金 30000円(税込)
患者さんがご自宅で行うホワイトニングで患者さんの歯列に合わせて作った
マウストレーの中に薬剤を入れて、歯科医師の指示に従って自宅で行う方法です。
デュアルホワイトニング 料金 50000円(税込)
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。
最も、ホワイトニング効果が出る方法です。
口腔カンジダ症とは?
口腔カンジダ症はいくつか分類され、偽膜性カンジダ症、紅斑性(萎縮性)カンジダ症、肥厚性カンジダ症などがあります。
そのほかカンジダが原因となるものに、カンジダ性義歯性口内炎やカンジダ性口唇炎(カンジダ性口角炎)等もあります。
口腔カンジダ症の診断は、まずは特徴的な口腔所見から判断致します。確定診断は、臨床所見に加えて、培養や塗抹鏡検などの検査によって確定させます。
対処は抗真菌薬の投与に加え、口腔ケアが非常に重要でございます。